介護職におけるフリーランスとは、施設と雇用契約を結ばずに時間や場所を自分の好きなように選びながら、個人事業主として働くことです。
例えば、介護施設と業務委託契約を結び、その施設において介護サービスを提供する方法があります。業務委託契約を結ぶ施設を探すには、介護職専門の求人サービスに登録して照会してもらうのが一つの手です。また、介護を必要としている人と介護職に就く人を結びつけるコミュニティを介して自分の希望に合う仕事を見つけるという方法もあります。人材サービス業者に仲介してもらうことで、労働条件や所在地などに関してより幅広い範囲を効率的に探せるのはメリットと言えます。
フリーランスの介護職としてもう一つ仕事を探す方法は、利用者と直接契約することです。利用者から直接契約するには、知り合いのケアマネージャーから依頼を受けたり、自分で施設に営業をかける方法があります。また、近年ではSNSがフリーランス介護職のツールとして使われることも多く、SNSのダイレクトメッセージにて依頼を受けている介護職もいます。
自分で営業をかけるのが苦にならない人は、自ら飛び込み営業をするのが良いでしょう。もし営業をかけるのが苦手ということであれば、知り合い経由での依頼を受けることである程度信頼度の高い顧客を得られます。もし長期で契約を取り付けることができれば、安定した収入を得られるでしょう。初めての顔合わせの際は、より良い印象を得られるように努力しましょう。